ドイツ語劇 『ビーダーマンと放火魔たち』上演!

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 2001年1月31日(水)、午後7時より、りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)のスタジオBで、表記の演劇が上演されます。

 この作品はスイスのドイツ語作家であるマックス・フリッシュ(1911〜1991)の手になるものです。 フリッシュは戦後スイスを代表する作家の一人で、小説『シュティラー』『ホモ・ファーベル』『我が名はガンテンバイン』はいずれも日本語の翻訳が出ています。

 ごく普通の市民であるビーダーマン氏 (ビーダーマンとは、ドイツ語で「ありきたりな人間、俗物」の意味です) の家に放火魔がやって来ました。 さて、ビーダーマン氏はどんな対応をしたのでしょうか? 日常的な市民生活に異物が侵入したとき、その正体をどう見極め、どう行動すべきか・・・・・。 この演劇はドイツ語圏だけでなく、先進国の住民には誰でも考えさせる内容を持っていますし、また演劇としての面白さも十二分に備えています。

 今回の上演は、演劇の専門家や、演劇青年によるものではありません。 新潟大学人文学部のヨーロッパ文化講座に勤務されているシュテファン・フーク先生のもとでドイツ文化を学んでいる学生が、先生の指導下でドイツ語劇を勉強した成果を披露しようというものです。

 ちなみに私も学生時代、ドイツ人の先生の授業でこの作品を読み、その面白さに目を見張った経験があります。 しかし実際の上演を見るのは初めてなので、楽しみにしています。

 入場料は500円。 ドイツ語が全然分からなくても、梗概を記したパンフが学内においてありますから、それに目を通しておけば十分に劇を堪能できるはずです。

 

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