2012年度の私の授業
私の授業は、Gコード科目 (全学共通科目) だけでなく、人文学部向けの授業もあらゆる学部の学生に開かれています。 授業内容に興味のある学生は所属学部に関係なく歓迎しますので、どうぞ取りに来て下さい。
ただし 「同時限の自学部授業を取り損ねたので」 というような学生はお断りしておりますので、やる気を示すために1回目の授業から来ることを条件としています。
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第T期(4月〜9月)
(1)Gコード科目 (全学共通科目)
@西洋文学 L I (水1: 全学部全学年向け)
ドイツの文学作品を読みながら、ドイツやヨーロッパの文化、文学作品の構造と読み方、現代日本との接点など、さまざまな問題を考えていきます。
ここでは、近代ドイツ文学を代表する作家であるゲーテとシュトルムの若い時期の小説を読みます。
『若きウェルテルの悩み』
はゲーテだけでなく近代ドイツ文学といえばこれ、という名作。
昨年、映画化もされました。
またシュトルムの若い頃の短編小説には、今の日本人にも通じる部分が多くあるはずです。
【聴講許可について】 学務情報システムで登録しただけでは聴講許可は出しません。 最初の授業 (第1週の授業) にこの授業について説明しますので、遅刻しないように来て説明を聞いて下さい。 また聴講希望者数が定員を上回っている場合は抽選をしますが、抽選の方法についても最初の授業で説明します。 以上の説明を聞かない学生は、聴講意志がないものと見なされ不利な扱いを受けますので、注意して下さい。
【成績評価】 レポート2回によります。 レポートでは授業で学んだことを提示すると同時に、自分独自の意見を示すことが求められます。 また、引用であることを明示しないで書物やサイトの文章をそのまま写した場合は盗作と見なして最終評価を0点とします。 レポートを2回とも出さない場合も0点となります。 レポートの書き方や提出法については2週目の授業でプリントを配布しますので、必ず受け取って下さい。 このプリントを読まないと成績評価を受けるに際して不利になります。
【注意】 出席はとりませんが、授業中の私語2回で聴講許可取消とします。
ドイツ語を履修している必要はありません。
【テクスト】 ゲーテ
『若きウェルテルの悩み』(新潮文庫)、シュトルム
『大学時代・広場のほとり』(岩波文庫)
A国際教養演習 (月2: 全学部全学年向け)
大学生になったら、広く世界に目を向けて、海外事情や国際問題について関心を持ち理解を深めていくことが大切です。 かりに日本の文化や法律や政治経済を専攻するにしても、国際関係や海外事情を知らなければ自国のことだって本当には分かるはずがないのですから。 ここでは、国際連合について、その歴史と現状、そして様々な問題点を勉強していきます。 言うまでもありませんが、国連の捉え方は論者によって様々であり、自然科学とは違って 「絶対こうだ」 と言える事柄は少ないのです。 それを大前提に、国連や国際紛争に関する諸家の見解を見ていきましょう。
【聴講受付についての注意】 やる気のある学生のための少人数の演習ですので、「他の科目が取れたらやめよう」 という学生の登録はお断りします。
【授業についての注意】 演習ですので、受講者は毎回決められた分量のテクストをあらかじめ読んでくることと、自分の意見を述べることを求められます。授業中発言しない人は欠席と見なされます。
【授業の進め方】 使用テキストに挙げられた文献を順次読んでいきます。 授業では、まずレポーター学生にテクストのあらかじめ指定された箇所について内容要約と問題提起をしてもらい、それを皮切りに全員で討論を行います。
【成績評価】 授業中の発言の回数および内容(50%)、レポーターとしての有能性(25%)、最終レポート(25%)
【テクスト】
1. 佐々木紀彦 『米国製エリートは本当にすごいのか?』(東洋経済新報社) 経済的にはやや斜陽とはいえ、世界中から学者や留学生を集めているアメリカ。そのアメリカの大学院で学んだ日本人の体験的な書物です。
2.郷富佐子 『バチカン――ローマ法王庁は、いま』(岩波新書) 政経分離が近代国家の原則、なんて教科書的な思い込みをしていたら大間違い。カトリックの総本山の政治力には相当なものがあります。この本でローマ法王庁の実態を学びましょう。
3.高岡望 『日本はスウェーデンになるべきか』(PHP新書) しばしば理想国家のように言われるスウェーデン。その内実を正確に理解しておきましょう。
4.浅井宏純 『アフリカ大陸一周ツアー』(幻冬舎新書) 日本からは距離的にも心理的にも遠いアフリカ。この大陸の諸国家が抱えるそれぞれの事情を概観しましょう。
5.黒野耐 『 「戦争学」 概論』(講談社現代新書) 平和は大切ですが、「平和!」 と叫べば戦争がなくなるわけではありません。平和を実現するには戦争についてきちんと学ばなくてはならないのです。よって最後に戦争学の基礎を勉強します。
(2)人文学部向け
B人文総合演習 (木4: 人文学部1年生向け、ただし他学部生も若干受け入れる)
大学生になったら広く海外に目を向けて、海外事情や国際問題について関心を持ち理解を深めていくことが大切。かりに日本の文化や歴史を専攻するにしても、海外の文化や社会を知らなければ自国のことだって本当には分かるはずがないのですから。本演習では、海外の歴史・文化・社会について書かれた新書を5冊読み、広い視野と多面的な問題意識を養っていきます。
【授業の進め方】 毎回レポーターを指名し、テキストのあらかじめ決められた箇所についてまとめと問題提起をしてもらい、それに基づいて全員で議論を行います。 受講者全員があらかじめ決められた分量のテキストを読んでこなくてはなりません。
【授業計画】
1.岡崎玲子『レイコ@チョート校』(集英社新書)アメリカの名門私立高校に日本人女生徒が入学。その体験を綴ったのが本書。アメリカ人高校生の勉強法や日常生活が興味深い。
2.白戸圭一『日本人のためのアフリカ入門』(ちくま新書)皆さんはアフリカと聞いて何を連想しますか? 貧しい? 政情不安定? それだけですか? 本書は単なるアフリカ紹介ではなく、日本人の外国イメージについて考える本でもあるのです。
3.菊地嘉晃『北朝鮮帰国事業 壮大な「拉致」か「追放」か』(中公新書) 拉致問題や最近の指導者交代などで何かとニュースになる北朝鮮。かつて多数の在日朝鮮人が新潟港から北朝鮮に渡りました。半世紀前の歴史的事実を勉強して、朝鮮半島と日本の関係を考えます。
4.田中純『建築のエロティシズム 世紀転換期ヴィーンにおける装飾の運命』(平凡社新書)建築って単に住居や仕事場を作ることと思っていませんか? 実は建築こそ思想であり芸術であり、時には犯罪ですらあるのです。
19世紀末から20世紀初頭のウィーンを舞台に、そうした事情を学びます。5.河村英和『イタリア旅行 「美しい国」の旅人たち』(中公新書)ヨーロッパ旅行をするならイタリア、と考える人も多いでしょう。実はヨーロッパ人にとってもイタリアは昔から憧れの地でした。いわばヨーロッパの中心地であるイタリアについて、旅行者たちの姿を通して勉強しましょう。
【成績評価】 平常点60%、レポート2回各20%。平常点は、出席、発言の回数と質、レポーターとしての有能さで決定。
C文化コミュニケーション論演習 (4年生)/表現文化論演習 (3年生) (3年生以上向け: 火2)
「アメリカ論」をテーマとします。 世界一の超大国として日本を始め世界中に多大な影響を与えているアメリカを知ることは、世界情勢や日本について知ることでもあるのです。 今回は最初に現代アメリカの政治と社会を活写した本を読み、日本の現状と比較してみます。 次にアメリカの現代思想を学びます。 思想と言っても、例えばグローバリズムについての考察など、私たちの社会や経済を強く規定している状況と密接に関連したものであり、決して抽象的で分かりにくいものではありません。 そして3冊目に、アメリカの負の歴史である黒人差別について勉強します。 以上の3冊を読み終えたあとのテキストは、学生諸君の希望を聞いて決定します。 【学習について】 毎回レポーターを指名し、あらかじめ決められた箇所についてまとめと問題提起をしてもらい、それに基づいて全員で議論を行います。受講者全員があらかじめ決められた分量を読んでこなくてはなりません。【授業計画】 テキストに掲げられた文献を、毎回70?100ページくらいのペースで読んでいきます。
【成績評価】 授業中の発言の回数および内容(50%)、レポーターとしての有能性(25%)、最終レポート(25%)
【テクスト】 渡辺靖 『アメリカン・デモクラシーの逆説』(岩波新書)、仲正昌樹 『集中講義! アメリカ現代思想 リベラリズムの冒険』(NHKブックス)、バーダマン 『アメリカ黒人の歴史』(NHKブックス)
Dテクスト文化論A (4年生)/テクスト文化論 (3年生) (3年生以上向け: 月4)
「差別語」 問題をとりあげます。 何気なく使った言葉が
「差別」 と言われることがあります。
マスコミなどでは使用できない用語が決められています。
この授業では差別語問題の歴史と現状を紹介し、そこに含まれる様々な問題を検討した上で、最終的にはそもそも
「差別」
とは何なのか、なぜ言論の自由は近代社会の最大の権利なのかを考察していきます。 そして、「これは差別語だから」
と言われて 「ああ、そうか」
と順応するのではなく、自分の頭で差別語や差別について考察できるようにすることを目標とします。
【登録の条件】 人文学部以外の学生も受け入れますが、第1回
(第1週) の授業に出席した者に限ります。
【学習上の注意】 配布したプリントは、自分でファイルを用意して毎回持参すること。またレポートについてのプリントも配布するので、保存しておくこと。
【授業計画】
テクストを読みながら差別語問題の歴史を紹介していきます。
1.-2. 差別語糾弾はいつどのように始まったか
3.-4. 放送局などの用語規制
5. 刑法39条の問題
6.-7. 『ピノキオ』 回収問題
8. 放送禁止歌
9.-10. 『ちびくろサンボ』 絶版問題
11. 『政治的に正しいおとぎ話』
12.-14. 筒井康隆断筆問題
15. 「言論の自由」 はなぜ最も大切な原則なのか
【成績評価】 出席20%、2回のレポート各40%。 なお私語は減点の対象になります。
【テキスト】 すべてプリントを配布。
Eディスクール論演習 (金2)
アドルフ・ヒトラーについて勉強します。
歴史上の人物として重要であることは言うまでもありませんが、その思想や行動は後世に大きな影響を与えました。また、文学や映画などの材料としても現在に至るまで多く取り上げられています。この授業ではヨアヒム・フェストの大部なヒトラー伝をじっくり読み、ヒトラーについて考えるための基礎作りをします。 ヒトラーやナチズムについて基本的な知識をもとに論じることができるようにすことを目標とします。 【学習法】 毎回レポーターを指名し、あらかじめ決められた箇所についてまとめと問題提起をしてもらい、それに基づいて全員で議論を行います。受講者全員があらかじめ決められた分量を読んでこなくてはなりません。【授業計画】 テキストに掲げられた文献を、毎回50〜70ページくらいのペースで読んでいきます。
【評価
】 平常点 (授業中の発言の回数および内容、レポーターとしての有能性) 75%、最終レポート25%【テクスト】 ヨアヒム・フェスト 『ヒトラー(上・下)』(河出書房新社)
なお、この授業を取りたいけれど曜限に不都合があるという学生がいれば、相談に応じます。
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第U期(10月〜3月) (1)Gコード科目 (全学共通科目)
@西洋文学 L II (水1: 全学部全学年向け)
ドイツ語圏の文学作品を読みながら、ドイツやヨーロッパの文化と社会、文学作品の構造と読み方、近代文芸思潮、現代日本との接点など、さまざまな問題を考えていきます。
今回は、近代(
18−20世紀)のドイツ文学作品に登場する女性に焦点を当てて講義を行います。といってもフェミニズムではなく、さまざまな女性キャラクターを紹介してその境遇や性格や生き方について考えながら、とかく堅いイメージがあるドイツ文学に親しんでもらおうというものです。【注意】 学務情報システムに登録しただけでは聴講許可は出しません。 最初の授業 (第一週の授業) でこの授業について説明しますので、必ず遅刻せずに出席して説明を聞いて下さい。 また聴講希望者数が定員を上回っている場合は抽選をしますが、抽選の方法についても最初の授業で説明します。 以上の説明を聞かない学生は、聴講意志がないものと見なされ不利な扱いを受けますので、注意して下さい。
講義形式ですので予習は必要ありませんが、授業中の私語2回で聴講許可取り消しとします。ドイツ語を履修している必要はありません。
【授業計画】
1.はじめに
2.〜5.レッシング 『エミーリア・ガロッティ』
6.〜9.レッシング 『ミス・サラ・サンプソン』
10.〜12.ハインリヒ・マン 『奇蹟』
13.〜15.バッハマン 『ゴモラへの一歩』
【評価の方法】 レポート2回によります。 レポートでは授業で学んだことをふまえながらも、自分独自の意見を示すことも求められます。 レポートの書き方と提出法については2回目の授業でプリントを配布しますので、必ず受け取って下さい。 このプリントを読まないと成績評価を受けるに際して不利になります。
また、引用であることを明示しないで書物やサイトの文章をそのまま写した場合は盗作と見なして最終評価を0点とします。 レポートを2回とも出さない場合も0点となります。【テクスト】 レッシング 『エミーリア・ガロッティ、ミス・サラ・サンプソン』(岩波文庫)、ほかプリント使用
A文学読解演習 (月2: 人文学部以外を優先、学年不問、定員に満たない時は人文学部生も受け入れます)
日本と外国とを問わず、有名文学作品を少人数 (定員15名) の演習形式で読んでいく授業です。 文学的素養を身につけるとともに、文学の読解力、そして自分がどう読んだかを文章化する能力を涵養します。
【登録上の注意】 やる気のある学生のみを対象とした少人数の授業ですから、「他の科目が取れたらやめよう」 という学生の登録はお断りします。
【授業上の注意】 使用テクストに挙げた作品を、2〜4回程度かけて全員で読んでいきます。 授業では、あらかじめ決められた分量についてまずレポーターが要約と問題提起を行い、それを受けて全員で議論します。 したがって、受講者は全員が毎回決められた分量をあらかじめ読んでくる必要があります。
【成績評価】 授業中の発言の回数および内容(50%)、レポーターとしての有能性(25%)、最終レポート(25%)
【テクスト】 川端康成 『伊豆の踊り子』(新潮文庫)、フローベール 『ボヴァリー夫人』(新潮文庫)、中勘助 『銀の匙』(岩波文庫)、カポーティ 『ティーファニーで朝食を』(新潮文庫)、太宰治 『斜陽』(新潮文庫)
(2)人文学部向け
Bテクスト文化論概説 (2・3年生)/テクスト文化基礎論 (4年生) (木4: 2年生以上向け)
クラシック音楽評論を読みながら、そこに取り上げられている、或いは関連する音楽をCDで聴き、クラシック音楽の基本的素養をも身につけていく授業です。 吉田秀和、森本恭正、片山杜秀などを取り上げます。 音楽と評論、つまり音響芸術と言語という、まったく違う次元の領域をいかにして結びつけるかを、高名なクラシック音楽評論家の文章を読みながら考え、なおかつ音楽についての知識を増やしていきます。 クラシック音楽の素養を身につけ、また音響芸術をいかにして文章で語るかについても自分なりに考え、実践できるようにすることを目標とします。
【登録上の注意】 人文学部以外の学生は、第1回(第1週)の授業に出た者のみ聴講を許可します。
【授業上の注意】 講義形式なので特に予習は必要ありませんが、配布したプリントは自分でファイルを用意して毎回持参すること。 またレポートと評価についてのプリントも配布するので、保存しておくこと。
【成績評価】 出席20%、レポート2回各40%。 なお授業中の私語は減点の対象になります。
【テクスト】 吉田秀和、森本恭正、片山杜秀など。 すべてプリントを配布します。
【参考文献】 中川右介 『3時間でわかる「クラシック音楽」入門』(青春出版社、\700+税)。 そのほか、授業中に指示します。
C表現文化論基礎演習B (金2: 2年生以上向け)
「SFを学ぶ」 をテーマとします。 SF (サイエンス・フィクション) は、ヴェルヌの 『月世界旅行』 やウェルズの 『タイム・マシン』 を嚆矢として世界中で愛好されるようになりました。 また小説以外の映画やマンガといったメディアに対しても、原作になるなどして影響を与えています。 この授業ではSFの歴史や代表的な作品を学び、映画やマンガを論じるための基礎知識を涵養します。 また、テキスト2冊を読み終えた後は、学生諸君の希望に基づき有名作品を選んで読んでいく予定です。 SFの基礎知識を習得し、映画やマンガを含むフィクション全般を論じるための学力を向上させることを目標とします。
【授業の進め方と注意】 毎回レポーターを指名し、テキストのあらかじめ決められた箇所についてまとめと問題提起をしてもらい、それに基づいて全員で議論を行います。 受講者全員があらかじめ決められた分量のテキストを読んでこなくてはなりません。 テキストに掲げられた文献を、毎回60〜90ページくらいのペースで読んでいきます。
【成績評価】 授業中の発言の回数および内容 (50%)、レポーターとしての有能性 (25%)、最終レポート (25%)
【テクスト】 笠井潔 『SFとは何か』(NHKブックス)、 長山靖生 『日本SF精神史』(河出ブックス)
D文化コミュニケーション論演習 (4年生)/表現文化論演習 (3年生) (火2: 3年生以上向け)
「英国の階級、そして執事とメイド」をテーマとします。 人間はみな平等だ、というのが民主主義の建前です。 しかし実際は世の中には大金持ちも貧乏人もおり、「格差」 が厳然として存在します。 近代民主主義を最も早く実現した国の一つである英国にしても、階級国家というもう一つの面を持っているのです。 その英国の階級について学び、あわせて執事とメイドについて勉強します。 執事やメイドという設定は日本の小説やマンガやTVドラマにも見られますが、その 「本場」 である英国での実態を知っておきましょう。【成績評価】 授業中の発言の回数および内容 (50%)、レポーターとしての有能性 (25%)、最終レポート (25%)
【テクスト】 新井潤美
『不機嫌なメアリー・ポピンズ イギリス小説と映画から読む階級』(平凡社新書)、新井潤美
『執事とメイドの裏表』(白水社)、
カズオ・イシグロ 『日の名残り』(中公文庫)
E比較思想論 (水3)
第一次大戦期からヴァイマル共和国期にかけてのドイツ知識人に関するドイツ語文献を精読します。 なお、邦訳のない文献の原書講読ですので、最低でも独検3級、できれば2級を取得していることが望ましい。
成績評価: 平常点
100%使用テクスト:
Michael Stark (hg.): Deutsche Intellektuelle 1910-1933. (Verlag Lambert Schneider, 1984)