2003年度の私の授業

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新潟大学

 私の授業は、全学共通科目 (教養科目) だけでなく、人文学部向けの授業もあらゆる学部の学生に開かれています。 授業内容に興味のある学生は所属学部に関係なく歓迎しますので、どうぞ取りに来て下さい。 

 ただし 「同時限の自学部授業を取り損ねたので」 というような学生はお断りしておりますので、やる気を示すために1回目の授業から来ることを条件としています。

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第T期(4月〜9月)

(1)全学共通科目 (旧称: 教養科目)

@集中ドイツ語(月2・木2: 理工系1年次向け)

 私の週2回の授業とドイツ人の先生の授業週1回を合わせて、ドイツ語を習得していく授業です。 対象は理工系学生。

 半年で2回(予定)の試験と平常点で評価を決定します。 平常点は、出席はもちろんですが、毎回出す宿題をちゃんとやってあるかどうかが大きなポイントとなります。 

 辞書は授業で説明するまで買わないで下さい。

 

A人文教養演習(木4: 人文学部1年、およびその他向け)

 青少年が主人公となった小説 (日・米・独) を5冊読みます。 いずれも1900年代初頭に書かれた作品ですが、国ごとの背景の相違に注意しつつ、作中登場する若者たちの生き方を追っていきたいと思います。

 テクストを毎回70〜90頁程度読み、レポーターの要約と問題提起を受けて、全員で議論します。 ですから、全員が毎回決められた分量を読んでくる必要があります。 文学好きでなくとも構いませんが、本を読むことに慣れている人を求めます。

 成績は、平常点と課題 (2回の予定) で決定。   平常点は、レポーターとしての有能さ、発言の頻度と内容によりますから、単に出席しているだけでは評価されません。

〈使用テクスト〉

 夏目漱石『三四郎』(岩波文庫)、森鴎外『青年』(新潮文庫)、田山花袋『田舎教師』(新潮文庫)、ヘッセ『車輪の下』(新潮文庫)、フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』(新潮文庫)

 

B西洋文学L(水1: 全学部全学年向け)

  ドイツのノーベル賞作家トーマス・マンが20世紀初頭に書いた短篇小説2篇を読みながら、時代の様相、ドイツやヨーロッパの特性、「市民と芸術家」 という問題、小説という芸術のあり方など、様々な問題を考えていきます。

 出席はとりませんが、授業中の私語2回で聴講取り消しとします。 ドイツ語を履修している必要はありません。

 成績評価は、レポートによります。 レポートでは授業で学んだことを提示すると同時に、自分独自の意見を示すことが求められます。

〈使用テクスト〉 トーマス・マン『トニオ・クレーゲル、ヴェニスに死す』(新潮文庫)¥400

 

(2)人文学部向け

C情報文化実習 I (月4: 2年次向け)

 大学生としてレポート・論文を書く場合にテーマをどう設定するか、参考文献をどう選ぶか、どのように書くか、などを練習する授業です。 最終的には各自小論文を書いてもらいます。

 評価は、小論文の出来、出欠、授業中の発言の活発さ、などによります。 なおこの授業は、佐々木充先生と二人で担当し、2クラスに分けて行います。 佐々木先生と私のどちらのクラスに配属されるかは、その時にならないと分からず、自分で希望を出すことはできません。

〈使用テクスト (私のクラスの分)〉 中公新書編集部+鈴木義里『論争・英語が公用語になる日』(中公新書ラクレ)、 市川伸一『学力低下論争』(ちくま新書)、 林道義『家族の復権』(中公新書)、 山内志朗『ぎりぎり合格への論文マニュアル』(平凡社新書)

 

(3)大学院人文科学研究科(修士課程)向け

Dディスクール論演習(火3)

 最近歴史認識をめぐって各方面での論議が盛んですが、ここでは数年前ドイツで起こった 「戦後半世紀を経てナチス時代をどう見るか」 をめぐる論争を取り上げます。 作家マルティン・ヴァルザーが、今でも折りあるごとにナチスドイツのユダヤ人虐殺に言及がなされる現状について、「別のことを考える時期なのでは」 と述べたことをきっかけとして、多数の人々により激しい論議が展開されました。 授業ではドイツで刊行されたアンソロジーを輪読形式で読んでいきます。

 参加者は専攻を問いませんが、ドイツ語が読める人に限ります。 テクストはプリントで配布します。

〈使用テクスト〉 Die Walser-Bubis-Debatte : eine Dokumentation / herausgegeben von Frank Schirrmacher. Frankfurt am Main : Suhrkamp, 1999

 

(4)大学院現代社会文化研究科(博士課程)向け

E西欧社会文化思想史(火2)

 近代ドイツ知識人の様相について、ドイツ語原書講読を柱として研究を進めていきます。 ドイツの独自性、ヨーロッパ諸国との共通性、そして現代につながる知識階級の諸問題に特に注意を払います。

 

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第U期(10月〜3月)

(1)全学共通科目 (旧称: 教養科目)

@集中ドイツ語(月2・木2: 理工系1年次向け)

 第T期@の授業の続きです。

 

(2)人文学部向け

A芸術コミュニケーション基礎論(水1: 2年次以上向け)

 テーマ:音楽と評論

 クラシック音楽と日本の唱歌が評論でどう扱われているかを勉強し、音響芸術と文字テクストという異分野間の交流と関連性を考えると同時に、クラシック音楽と日本の唱歌の基礎知識を修得することを目標にします。

 授業では、音楽を論じたテクストを読みながら、取り上げられている音楽、関連する音楽を聴いていきます。 

 クラシック音楽や日本の唱歌に興味を持つ人を歓迎します。 もちろん、知識はないけどこれから勉強していきたいという意欲を持った人も含めてです。

 評価はレポート2回と出席によります。 欠席の多い人にはレポート提出資格を認めません。 授業中の私語は減点の対象とします。

〈使用テクスト〉 吉田秀和『私の好きな曲』、 デュアメル『慰めの音楽』、 アドルノ『音楽・メディア論集』、 磯田光一『鹿鳴館の系譜』を予定。 テクストはすべてプリントして配布します。

 

B文化コミュニケーション論演習(火2: 3年次以上向け)

 テーマ: 学歴

 明治以降、日本はしばしば 「学歴社会」 だと言われてきました。 しかし身分制度 (親の身分で子の進路も決まる) を否定するなら、人の実力を計る手段として 「学歴」 が一定の有効性を持っていることも否定できません。 「学歴」 は近代平等社会ならではの 「病い」 なのです。 ここでは 「学歴」 の実態が明治以降どう変遷してきたのかなどを、文献を読みながら勉強していきます。

〈使用テキスト〉 天野郁夫 『学歴の社会史』(新潮社) を手始めとして、本を2、3冊買ってもらう予定。

 

Cテクスト批評論 (木4: 3年次以上向け)

 最近、歴史教科書問題などを発端として、歴史のとらえ方に関する議論が活発になっています。この授業では歴史をどう見るべきかを、文献を読みつつ原理的に考えていきます。

 授業では、テクストを毎回50〜70頁読み、レポーターの要約と問題提起を受けて、全員で議論します。

 専攻・学部を問わず意欲的な学生は歓迎しますが、全員が毎回決められた分量を読み、自分なりの意見をまとめてくる必要があります。 黙って教師の話を聞いているだけの授業ではありませんので、注意を。

 成績評価は、平常点と最終レポートによります。 平常点は、レポーターとしての有能さ、発言の頻度と内容によります。

〈使用テクスト〉 カー『歴史とは何か』(岩波新書)780円、 ポパー『歴史主義の貧困』(中央公論社)1800円。 これ以外に1,2冊をプリントで読む予定。

 

(3)大学院人文科学研究科(修士課程)向け

Dディスクール論演習(火3)

 第1期Dの授業の継続です。

 

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敬和学園大学

週1度、非常勤講師として敬和学園大学に出講しています。

ドイツ語T文法(金3) 

 1年次向け。 初級ドイツ語文法などを学びます。 桑原ヒサ子先生とリレーで授業を担当します。

ドイツ語文化圏研究T(金3、前期) 

 3年次向け。 ドイツのノーベル賞作家トーマス・マンの代表的な中篇小説2篇を読みながら、ドイツをめぐるさまざまな問題を考えていきます。 出席はとりませんが、授業中の私語2回で聴講許可取り消しとします。 

 テクスト: トーマス・マン『トニオ・クレーゲル、ヴェニスに死す』(新潮文庫)¥400 

ドイツ語文化圏研究U(金4、後期) 

 3年次向け。 前期で扱ったトーマス・マンの兄であるハインリヒ・マンの短篇小説集を読みながら、ドイツをめぐる諸問題を考えていきます。 出席はとりませんが、授業中の私語2回で聴講許可取り消しとします。

 テクスト: 『ハインリヒ・マン短篇集 第1巻・初期篇』(松籟社)¥2800

 

 

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