最近のシネ・ウィンドのプログラムの組み方について

 

 「映画評2000年」29に書いたように、「黒猫、白猫」をシネ・ウィンドで見たが、プログラムの組み方に疑問を持った。

 この映画、悪くない作品なのだが、日に2回、1週間しかやらない。東京でもわりに評判になった映画なのに、ウィンドでは冷遇されている。

 それに上映時間が遅く、午後5時35分からと8時5分から。非常に行きにくい。実は前週にやった「m/other」も同様で、私も見たかったが、ついに時間を捻出できなかった。

 ウィンドのプログラムの組み方には、従来から時々首をかしげることがあったが、最近それがかなりひどくなっている。

 その原因は、映画「白痴」である。これがやたらなロングランで上映されていて、しかもレイトに持っていくならともかく、わりといい場所にすわっているのだ。このため、他作品がワリを食う結果となっている。

 聞くところによれば、ウィンドを運営している某氏の趣味がモロに出ている結果だというが、だとするとこれは会員の会費で運営されている映画館を私物化する行為ではなかろうか。 

 会員は必ずしも運営会議に出ていて意見を述べるとは限らないが、ウィンドの現状には満足しているわけではなかろう。

 もう一つプログラムについて苦情を述べるなら、「バッファロー’66」を短期間のうちに3度も上映していることだ。私はこの作品は買わないが、それは私個人の趣味だからよろしい。問題は、いくら一部の会員に好評だからとはいえ、数ヶ月間の間に同じ映画を3度も取り上げるという節操のなさである。

 他にも上映希望がありながら取り上げられなかった作品は数多いはず。同じ作品ばかり取り上げるのでは、プログラムの選択が一部の人間の手に握られているのではないか、ウィンドが一部の人間の趣味を満足させるためだけにあるのではないか、という疑いを持たざるを得ない。

 以上の点、ウィンドの運営に携わる方々には、考慮していただきたいものである。私も会員の一人であり、これは会員としての意見と受け取って下さって結構である。

(2000年3月23日)

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