2011年度の私の授業

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 私の授業は、Gコード科目 (全学共通科目) だけでなく、人文学部向けの授業もあらゆる学部の学生に開かれています。 授業内容に興味のある学生は所属学部に関係なく歓迎しますので、どうぞ取りに来て下さい。 

 ただし 「同時限の自学部授業を取り損ねたので」 というような学生はお断りしておりますので、やる気を示すために1回目の授業から来ることを条件としています。

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第T期(4月〜9月)

(1)Gコード科目 (全学共通科目)

@西洋文学 L I (水1: 全学部全学年向け)

 ドイツの文学作品を読みながら、ドイツやヨーロッパの文化、文学作品の構造と読み方、現代日本との接点など、さまざまな問題を考えていきます。
 本講義では、20世紀前半を代表する作家トーマス・マンの代表的な作品2編を読みながら、ドイツおよび広くヨーロッパ一般の文学や芸術への理解を深めることを目標とします。

 【注意】 出席はとりませんが、授業中の私語2回で聴講許可取消とします。 ドイツ語を履修している必要はありません。 

 【教科書】 トーマス・マン『トニオ・クレーゲル ヴェニスに死す』(新潮文庫)

 【聴講許可について】 学務情報システムで登録しただけでは聴講許可は出しません。 最初の時間でこの授業について説明しますので、遅刻しないように来て説明を聞いて下さい。 また聴講希望者数が定員を上回っている場合は抽選をしますが、抽選の仕方についても最初の授業で説明します。 以上の説明を聞かない学生は、聴講意志がないものと見なされ、不利になります。

 【成績評価】 レポート2回によります。 レポートでは授業で学んだことを提示すると同時に、自分独自の意見を示すことが求められます。 また、引用であることを明示しないで書物やサイトの文章をそのまま写した場合は盗作と見なして最終評価を0点とします。 レポートの書き方についてはプリントを配布しますので、必ず受け取って下さい。 このプリントを読まないと成績評価を受けるに際して不利になります。

 

A人文超域科目A (水3: 人文学部、および他学部向け、3年生以上)

 佐々木充先生、猪俣賢司先生、逸見龍生先生と交代で担当。 私 (三浦) は第7回から第9回までの3回 (6月前半) の授業を受け持つ予定。

 全体のテーマは 「映像とテクスト」 で、私は 「三島由紀夫と映画」 という題目で講義を行います。

 戦後日本を代表する作家・三島由紀夫の映画との関係を多面的に追求し、文学と映画という異なったジャンルのそれぞれの特性を改めて考察します。

 授業計画 (三浦担当分のみ) 

  1回目 三島由紀夫の映画観

  2回目 映画化された三島作品

  3回目 三島自身が出演した映画

 

(2)人文学部向け

Bメディア・表現文化研究法 (2年次以上向け: 月4)

 メディア・表現文化学主専攻の2年生を主たる対象として、この主専攻プログラムで勉強していくために必要な様々な知識や技術を身につけます。

 佐々木充先生と2人で担当 (全体を2クラスに分けて授業を行います)。 詳しくはシラバスを参照して下さい。

 

C文化コミュニケーション論演習 (3年次以上向け: 火2)

 「アメリカを知る」 をテーマとします。

 世界一の超大国として世界中に影響を与え続けているアメリカ合衆国。 その文化的特質や宗教性、社会構造などを理解することは、今後の日本や世界情勢を予想するためにも重要です。

 今回は宗教と自然観を中心に文献を読んでいきます。 アメリカは近代的な合理主義が強い反面、先進国には珍しく宗教運動が活発な国でもあります。 宗教団体の動きは政治の動向とも無縁ではありません。 自然観は、最近のエコロジー・ブームとも関係していますが、単に自然をどう見るかということにとどまらず、世界をどう解釈するかとも結びついているのです。 なお、ここに挙げた文献を読み終えたあと何を読むかは、学生諸君の希望により決定します。

 授業では、あらかじめ決められた分量のテクストを全員が読んでくる必要があります。 最初にレポーターから内容要約と問題提起をしてもらい、全員で議論します。

 成績評価の基準: 授業での発言回数と内容、レポーターとしての有能さ、および最終レポート。

 テクスト 堀内一史『アメリカと宗教 保守化と政治化のゆくえ』(中公新書)、ソロー『森の生活(上・下)』(岩波文庫)

 注意! 『森の生活』は、予定していた岩波文庫版が品切れ中なので、別の版を検討中です。

 

Dテクスト文化論B (3年次以上向け: 木3)

 名高い評論家の文章を読み、その思考法や文章力を学んでいく授業です。今回は、小林秀雄、林達夫、福田恆存を取り上げます。 戦後昭和を代表する評論家数人の代表的な作品を、時代背景などを考慮に入れながら読み、彼らが各時代の中で何を考えていたのか、時代相と彼らはどのような関係にあったのか、そして彼らの主張は現代にどう活かされるべきなのかを考えます。

 講義形式なので特に予習は必要ありませんが、配布したプリントは自分でファイルを用意して毎回持参すること。 またレポートと評価についてのプリントも配布するので、保存しておくこと。

 授業計画  1.前置き
         2.〜4.林達夫
         5.〜10.福田恆存
         11.〜14. 小林秀雄
         15. まとめ

 成績評価  出席20%、レポート2回各40%。 なお授業中の私語は減点の対象になります。

 テクスト:  林達夫『共産主義的人間』『邪宗問答』、福田恆存『平和論に対する疑問』『孤独の人、朴正煕』、小林秀雄『ゴッホの手紙』 (テクストはすべてプリントで配布します。)

 注意: 人文学部以外の学生は、第1回目(第1週)の授業に出た者に限り聴講を許可します。 

 

(3)大学院現代社会文化研究科・前期課程向け

Eディスクール論特論 (月5)

 ヨーロッパのユダヤ人問題を扱います。欧米の文化・歴史・哲学を専攻する人間にとっては身につけておかなければならない基礎知識と言えるでしょう。この問題はキリスト教成立以前にさかのぼり、現代でもイスラエル=パレスチナ問題として依然重要性を保っていますが、ここでは近代のユダヤ人差別や全体主義との関連、ホロコーストの実態などを、定評ある文献を読みながら勉強していきます。

 使用テクスト: ハナ・アーレント『全体主義の起原 1 反ユダヤ主義』(みすず書房)、フェリクス・ティフ(編著)『ポーランドのユダヤ人 歴史・文化・ホロコースト』(みすず書房)

 授業では、毎回、使用テキストからレポーターが要約・問題提起を行い、それをもとに全員で議論します。

 評価は、授業中の発言の回数および内容(50%)、レポーターとしての有能性(25%)、最終レポート(25%

 なお、この授業を取りたいけれど曜限に不都合があるという学生がいれば、相談に応じます。

 

Fディスクール論演習 (木5) 

 探偵小説(推理小説、ミステリー)を学問的に検討します。探偵小説は英国のコナン・ドイルのホームズものによって大衆向けのジャンルとして定着し、現在では映画やテレビドラマに至るまでその表現様態が多様になってきています。このジャンルの特質や構造をきちんと押さえておくことが、大衆文化分析の鍵になります。またこのジャンルが生まれた時代の特質をも考察します。

 学習  毎回レポーターを指名し、あらかじめ決められた箇所についてまとめと問題提起をしてもらい、それに基づいて全員で議論を行います。受講者全員があらかじめ決められた分量を読んでこなくてはなりません。

 授業では、テキストに掲げられた文献を、毎回60100ページくらいのペースで読んでいきます。

 評価は、授業中の発言の回数および内容(50%)、レポーターとしての有能性(25%)、最終レポート(25%

 使用テクスト: 内田隆三『探偵小説の社会学』(岩波書店)、クラカウアー『探偵小説の哲学』(法政大学出版局)、ほか 

 なお、この授業を取りたいけれど曜限に不都合があるという学生がいれば、相談に応じます。

 

 

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第U期(10月〜3月)

(1)Gコード科目 (全学共通科目)

@西洋文学 L II (水1: 全学部全学年向け)

 ドイツ語圏の文学作品を読みながら、ドイツやヨーロッパの文化と社会、文学作品の構造と読み方、近代文芸思潮、現代日本との接点など、さまざまな問題を考えていきます。

 今回は、近代(1820世紀)のドイツ文学作品に登場する女性に焦点を当てて講義を行います。といってもフェミニズムではなく、さまざまな女性キャラクターを紹介してその境遇や性格や生き方について考えながら、とかく堅いイメージがあるドイツ文学に親しんでもらおうというものです。

 【注意】  学務情報システムに登録しただけでは聴講許可は出しません。 最初の授業(第一週の授業)でこの授業について説明しますので、必ず遅刻せずに出席して説明を聞いて下さい。 また聴講希望者数が定員を上回っている場合は抽選をしますが、抽選の仕方についても最初の授業で説明します。 以上の説明を聞かない学生は、聴講意志がないものと見なされ、不利な扱いを受けますので、注意して下さい。

 講義形式ですので予習は必要ありませんが、授業中の私語2回で聴講許可取り消しとします。ドイツ語を履修している必要はありません。

 授業計画  1.はじめに
         2.〜4.グリルパルツァー『サッフォー』
         5.〜7.クライスト『ペンテジレーア』
         8.〜10.クライスト『ハイルブロンの少女ケートヒェン』
         11.〜14.S・ツヴァイクの短篇小説
         15.まとめ

 成績評価 レポート2回によります。レポートでは授業で学んだことをふまえながらも、自分独自の意見を示すことも求められます。レポートの書き方については2回目の授業でプリントを配布しますので、必ず受け取って下さい。このプリントを読まないと成績評価を受けるに際して不利になります。

 

A文学読解演習 (月2: 人文学部以外を優先、学年不問、定員に満たない時は人文学部生も受け入れます)

 日本と外国とを問わず、有名文学作品を少人数 (定員15名) の演習形式で読んでいく授業です。 文学的素養を身につけるとともに、文学の読解力、そして自分がどう読んだかを文章化する能力を涵養します。

 使用テクストに挙げた作品を、2〜4回程度かけて全員で読んでいきます。

 授業では、あらかじめ決められた分量についてまずレポーターが要約と問題提起を行い、それを受けて全員で議論します。 したがって、受講者は全員が毎回決められた分量をあらかじめ読んでくる必要があります。

 成績評価:  授業中の発言の回数および内容(50%)、レポーターとしての有能性(25%)、最終レポート(25%)

 テクスト:
     谷崎潤一郎『刺青・秘密』(新潮文庫)460円
     ホーソーン『緋文字』(新潮文庫)460円
     川端康成『雪国』(新潮文庫)380円
     ジッド『狭き門』(新潮文庫)420円
     遠藤周作『沈黙』(新潮文庫)540円

 

B国際教養演習 (木3: 全学部全学年向け)

 大学生になったら、広く世界に目を向けて、海外事情や国際問題について関心を持ち理解を深めていくことが大切です。 かりに日本の文化や法律や政治経済を専攻するにしても、国際関係や海外事情を知らなければ自国のことだって本当には分かるはずがないのですから。 ここでは、国際連合について、その歴史と現状、そして様々な問題点を勉強していきます。 言うまでもありませんが、国連の捉え方は論者によって様々であり、自然科学とは違って 「絶対こうだ」 と言える事柄は少ないのです。 それを大前提に、国連や国際紛争に関する諸家の見解を見ていきましょう。

 注意: 演習ですので、受講者は毎回決められた分量のテクストをあらかじめ読んでくることと、自分の意見を述べることを求められます。授業中発言しない人は欠席と見なされます。

 授業の進め方: 使用テキストに挙げられた文献を順次読んでいきます。 授業では、まずレポーター学生にテクストのあらかじめ指定された箇所について内容要約と問題提起をしてもらい、それを皮切りに全員で討論を行います。

 成績評価: 授業中の発言の回数および内容(50%)、レポーターとしての有能性(25%)、最終レポート(25%

 テクスト: 萩原遼『北朝鮮に消えた友と私の物語』(文春文庫)、伊勢崎賢治『武装解除 紛争屋が見た世界』(講談社現代新書)、小池政行『現代の戦争被害 ―ソマリアからイラクへ―』(岩波新書)、内藤正典『イスラムの怒り』(集英社新書)

 

(2)人文学部向け

Cメディア・表現文化学入門B (火4: 人文学部1年生向け)

 石田美紀先生、猪俣賢司先生、佐々木充先生と分担で担当する授業。 

 人文学部でメディア・表現文化学主専攻プログラムを選択する可能性がある学生向けの授業です。 この主専攻を選択した場合に必要な基礎的知識や勉強の仕方を学びます。 三浦は第3セッションで、12月から1月にかけて3回の講義を行う予定です。

 評価は、各セッションのレポート (各1回、合計3回) で決定。

 以下、三浦担当分のみ表記。

 表象文化のいくつかのジャンルについて、その問題点を提示し、今後の勉学の基礎を学んでいきます。

  1回目 美術のゆらぎ
  2回目 文学のゆらぎ
  3回目 マンガのゆらぎ

 

Dテクスト文化基礎論 (金2: 2年次以上向け)

 クラシック音楽の評論について勉強します。 音楽を文章で論じるにあたっての創意工夫を追いながら、文字テクストによって非文字芸術をいかにとらえていくかを学んでいきます。 また、クラシック音楽の基礎知識を身につけることも目標で、テクストに登場する曲、関連する曲をCDで聴いていきます。

 人文学部以外の学生は、第1回目 (第1週) の授業に出た者のみ聴講を許可します。

 授業中の私語は減点の対象となります。

 成績評価は、出席、および2回のレポートによる。 レポートと評価に関するプリントを配布しますので、学期末までなくさず所持していて下さい。

 テクスト: 吉田秀和、ほか。 テクストはすべてプリントして配布。

 

E文化コミュニケーション論演習  (火2: 3年次以上向け)

 貴族について勉強します。 民主主義の世の中では 「だれもが平等」 が建前のはずですが、英国には貴族制度が厳然として存在し、日本でも皇族は普通の国民とは違う扱いを受け、戦前は華族制度がありました。 また王室制度は今なお世界各地で存続しています。

 ここではヨーロッパの王侯貴族について勉強し、平等原理だけでは片づかない人間の本質に迫ってみたいと思います。 貴族や身分といったものが近現代社会の中でどのような役割を果たし得るのかを勉強することにより、平等原理だけでは片づかない社会や人間の本質を自分なりに洞察する力を涵養していきます。 今回は、特にヨーロッパの王侯貴族の女性たちに焦点をあてて文献を読んでいきます。

 授業では、まずレポーターがテクストについて内容要約と問題提起を行い、それを受けて全員で議論します。 出席者全員があらかじめ決められた分量を読んでくる必要があります。

 成績評価:  授業中の発言の回数および内容(50%)、レポーターとしての有能性(25%)、最終レポート(25%)

 テクスト: 森護『英国王と愛人たち』(河出書房)、江村洋『ハプスブルク家の女たち』(講談社現代新書)、ほか

 

(3)大学院現代社会文化研究科・後期課程向け

F比較思想論 (木2)

 第一次大戦期からヴァイマル共和国期にかけてのドイツ知識人に関するドイツ語文献を精読します。 なお、邦訳のない文献の原書講読ですので、最低でも独検3級、できれば2級を取得していることが望ましい。

 成績評価: 平常点100%

 使用テクスト: Michael Stark (hg.): Deutsche Intellektuelle 1910-1933. (Verlag Lambert Schneider, 1984)

 

 

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